東日本大震災を忘れないつどい

東日本大震災からまもなく１０年を迎えます。

発災から１０年が経過した被災地の復興の状況を確認すること。東日本大震災に対する全国生協のこれまでの支援に感謝すること。地震、津波、福島第一原発事故によって甚大な被害がもたらされ、今でもその爪痕を残す東日本大震災の教訓を継承することを目的として、２月１９日（金）に「東日本大震災を忘れないつどい」がオンライン配信によって開催されました。
当日は、コープあいづの支部会議室で集合視聴の場を設け、２０名の参加がありました。

初めに、「東日本大震災から10 年〜いまだから学び取れるもの〜」と題し、東北大学災害科学国際研究所准教授の柴山明寛先生より、東日本大震災の被害状況や教訓、記録や記憶の残し方や教訓の継承についてお話しいただきました。当時の報道では、木や電柱に上り九死に一生を得た方のお話がありましたが、そうなる前に逃げる事が大切で、逃げ遅れたことで多くの方が亡くなっている事など、正しい判断をすることなどのお話がありました。
次に、被災生協からの報告として、いわて生協からは被災者に寄り添ったふれあいサロンの活動、みやぎ生協からは被災地における生きがいづくり・コミュニティづくり・生業支援支援としてスタートした「「作り商品カタログ（FUCCO）」や「古今東北」の事、コープふくしまからは「実際の食事に含まれる放射性物質摂取量調査」の事、福島県連からは「協同組合間連携による復興」についての報告がありました。
続いて、各報告者によるパネルディスカッションが行われ、活動を行ったことでの教訓や今後に生かしていきたいことなどをお聞きしました。

会の様子は、見逃し配信がされていますので、ぜひご覧になってください。
※見逃し配信期間は2021年5月18日までを予定しております。

◇視聴用ＵＲＬ
https://youtu.be/uKDDWC92vt0