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<2012年度下期 陰膳方式による放射性物質測定調査結果(2013年2月27日更新)>
コープふくしまでは組合員さんの協力を得て、陰膳方式により実際の食事に含まれる放射性物質測定を2012年度下期も継続して進めています。2012年度下期分として2012年10月から2013年2月にかけて100家庭の実際の食事を測定しました。

<測定の進め方> 2013年度上期の調査はこちらから>>
測定場所 日本生活協同組合連合会 商品検査センター
測定機器 ゲルマニウム半導体検出器
測定時間 1検体あたり測定時間は約50,000秒(約14時間)
検出限界値 1ベクレル/kg
測定方法 陰膳方式

毎食家族人数より1人分余計に食事を作り、それを2日分(6食+おやつや飲料など含め)保存して検査センターに送り、検査センターにおいてミキサーで均一に混ぜ込んだものを検査試料として測定します。


<100家庭分の結果>
 2012年度下期も、2011年度に実施した100家庭の調査、2012年度上期(6月〜9月)に実施した100家庭の調査に引き続き、2012年10月中旬〜2013年2月にかけて100家庭の食事調査を実施しました。
1月18日に更新させていただきました74家庭分の結果に加え、その後26家庭分の結果が得られ、計画した100家庭分の実際の食事について測定結果が出ています。(グラフ中、セシウム137のみ検出されたQ、AD、BA、BLの4名の方は、セシウム134は1ベクレル未満であることを示します)


陰膳方式
【グラフ/PDF:88.4KB】

※カリウム40とは?
・通常の食材に含まれる天然の放射性物質です。
・成人男性の体内に平均4000ベクレルくらいあるといわれています。

<今回測定結果の特徴>

(1) 実際の食材の産地傾向
  調査にご協力いただいた100家庭中9割以上のご家庭で福島県産の食材をご使用されていました。食品店で購入された食材、自家栽培の食材などさまざまです。これまでの調査と同様の傾向です。
   
(2) 測定結果値の概要
a) 100家庭中、1キログラムあたり1ベクレル以上のセシウムが検出されたのは7家庭ありました。(他の93家庭は放射性セシウムが含まれていたとしても1キログラム当たり1ベクレル未満であることを示しています)

b) 最も多くの放射性セシウムを検出した家庭の食事に含まれるセシウム137とセシウム134の量は1キログラムあたりそれぞれ2.4ベクレルと1.3ベクレルでした。この量は、100家庭いずれでも検出されている放射性カリウム(カリウム40)の変動幅(1キログラム当たり19ベクレル〜55ベクレル)の約10分の1程度でした。

c) 放射性セシウムが検出された食事と同じ食事を、仮に1年間同量食べ続けた場合の放射性セシウムの実効線量(内部ひばく量)を推計すると、最大で年間合計約0.05ミリシーベルトとなります。


<今後の測定の計画>
食事調査は2011年11月から開始し、2012年度上期、2012年度下期と、これまで3回、延べ300家庭の実際の食事を測定してきました。2013年度も継続して実施していきます。


<WBC(ホールボディカウンタ)による内部被ばく測定と組み合わせた取り組みについて>
コープふくしまでは、食事調査とWBC(ホールボディカウンタ)による内部被ばく測定を組み合わせることにより、得られた測定結果について理解を深め、日々の生活に役立てていただこうと考えています。
<目的>
(1)食事調査に参加された組合員本人の理解をより深めることが出来るようにしたい。
(2)測定結果について広く県民にもお知らせして現状をよく理解していただく一助としたい。


<測定>

測定場所 公益財団法人 震災復興支援放射能対策研究所(ひらた中央病院内)
測定器 立位型WBC(ホールボディカウンタ)測定器
検出限界値 セシウム134 300ベクレル/body
セシウム137 300ベクレル/body

<測定の結果>

(1) 2月21日現在、これまで食事調査に参加された方を対象に、45人の測定結果が得られています。
(2) 45人中、検出限界値以上のセシウムが検出された方はいませんでした。(45人全ての方が検出限界値の300ベクレル/body未満であることを示しています)
(3) 45人中、これまでの食事調査で検出限界値の1キログラムあたり1ベクレル以上のセシウムが検出された方8人が、今回のWBC測定に参加されています。

【食事調査に参加された方からの声】

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震災から1年半以上が経過して、前回2回の結果から食品に対する放射性物質の不安はなくなりつつある。県産だからダメとか考えたこともあったが、食品検査をしていることと、この検査のおかげで、お店で買うときに悩まなくなった。

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低線量地域ということで普通に生活している方々も沢山いるが、福島県産ということで「食べない」選択をされている方もいます。しかしながら、福島県以外の生産物、加工品などスーパーに並んでいるものはどうでしょう。対岸の火事のような感じになっていて、福島県産じゃないから「安心」と思い込んでいるということがあれば、生産者にとっても消費者にとってもプラスなことは一つもないかと思いますし、風評被害もなくならないかと思います。

このような検査を実施してくださり、ありがとうございます。大丈夫だと思っていても、どこか拭いきれない不安があるのも事実です。実際に食事調査に参加することで、食事に関するストレスが軽減すると思っています。

いつも不安ばかりで、何も実行することができなかったので、今回摂取量調査に参加できてよかったです。実際の摂取量が分かれば、今後の食生活にとてもいかせると思います。ぜひ、早めの結果がでますように、よろしくお願いします。

今回、不安に思いながら食べていた食品を検査していただけてよかったです。また、2日間細かく記入することにより、放射性物質だけでなく、食生活全般を見直すことができてよかったです。

今までの2回の食事調査で安心感を得ることができ、福島産のものはきちんと放射性物質の検査を行っているし、摂取量調査の結果から、あまり神経質にならずに食事の支度ができるようになりました。ホールボディカウンタや甲状腺検査を通して、福島で子どもたちが生活できる環境であることを自分自身で確かめていきたいと思います。

摂取量調査は、家庭で食している食物(子供達が食している食物)を調査してデータを出して下さるので、調査結果を子供達に話して勉強にもなっています。これからも宜しくお願いいたします。

不安はあるが、地元産の野菜等も使っています。しかし、これから、土の放射性物質の量がどうなるのか分からないので継続的にこのような検査は行って行くべきだと思います。

少しでも”福島に住んでいられる”ということが判れば…と思っています。正直、いまだに周りからは”福島を離れろ”と言われています。上が6歳から始まり、4歳、2歳の子どもがいるため、その子どもたちに安心できるものを食べさせたいです。今も県産品は買わないようにはしてはいますが、仕方なく使う部分もあります。調査される担当の皆様は大変でしょうが、よろしくお願いします。

私どもが不安になるのは日常口にしている食物の放射能汚染がどの程度か分からないところから来ているので、今回の調査はその意味でありがたいです。今後も継続いただけることをお願いします。

【WBC測定に参加された方からの声】

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測定結果に対する説明が大変分かりやすく良かった。今後も継続的に測定をして頂きたい。又陰膳食事検査に関しても、小さな子供を持つ家庭を中心だけでなく、あらゆる家族構成の方、年齢、環境、他県の方まで広範囲に渡る検査を行って欲しい。

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我が家では、野菜はほとんど自家製のものを食べてます。出荷停止のあんぽ柿も、一抹の不安を抱えながらもこのくらいなら大丈夫だろう、と自分に言い聞かせながら食していました。今回、ホールボディカウンタを受け異常なしと分かりやっと安心しました。検査結果もすぐ出て報告書やグラフの見方などの解説もして頂きとても良かったです。ただ漠然と大丈夫だろうではなく、正しく数値を知ることはとても大事なことだと思いました。

終わった後の説明で、食事の検査とホールボディを組み合わせて考える事で、気をつける点が見えてくるのが良くわかりました。食べる物に気をつけることで、内部被ばくを低く抑えることが出来る上、福島に住み続ける事への不安も軽減され、受けて良かったと思います。

子供が学校で測定した時は、約1ヶ月後に結果が送られてきましたが、県内で1番設備が整っている機関で測定して頂き、当日に結果を渡してもらえ、説明も聞けて良かったです。

測定から結果を聞くまで不安もあったのですが、「異常なし」の結果に安心することができました。説明も丁寧にして頂き、病院の方々も親切に対応してくださったので、スムーズに終えることができました。家族にも報告し、今まで通りの生活をしていくことができます。

定期的に測定を行い、長い期間数値を見えるようにしたいと思いました。薄れていく被ばくに対して、思いを機会あるごとに再認識していきたいです。

日頃から漠然とした不安感を抱いている中、こうした検査によって、安心を得ることができました。測定もあっという間でしたので、小さな子供を連れて行っても泣かずに待っていてくれました。病院の方の温かい対応に心から御礼申し上げます。

食事調査第2回目に参加をしています。不検出という結果でした。それに加えてWBCの測定ですが限界値以下でした。総合して現在は安心をしていますが、第3回目の食事調査へも参加し再度確認をしていきたいと考えています。

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