2015/08/20
フランスの絵本作家が会州一を取材
8月18日(火)、会州一の取材にフランスの絵本作家フロランさんがおいでになりました。
今回は、会州一の歴史やコープあいづが会州一の蔵を残し、酒造りを残したこと。会州一が震災で苦労された事などの取材をされ、フランスで絵本として出版したいという事です。
このきっかけとなったのは、フロランさんのパートナーである大戸さんが理事長をされていたNPOソリダリテジャポン34様が福島の原発事故の事を知り、市民への募金を募り「福島の子ども保養プロジェクト」へ寄付いただいた際に、会州一のお酒を紹介したことがきっかけとなり、その波乱万丈の歴史ストーリーにご関心を頂き、具体化したものです。
取材では、山口合名会社の山口社長から会州一の歴史や、一旦は廃業を決めたが、コープあいづや市民からの「酒を残してほしいと」との声から、小さな蔵で酒造りを再開し、苦労を重ねて全国日本酒鑑評会で金賞を受賞するまでになった事。 コープあいづの長谷川常務からは、会州一の土地を購入した際、歴史的景観を残すために蔵を残した事、その時に蔵を残すだけではなく、酒造りも残さないと意味がないと考え、酒造りの為の蔵を残し、その後も経営を支えるために頒布会を行い、現在も続けている事などをお話ししました。
また、午後からは福島県生活協同組合連合会の佐藤専務より、福島県の復興の現状や課題についてお話しされました。
※ソリダリテジャポン34様は、2013年、2014年と続けて「福島の子ども保養プロジェクト」へのご支援を頂いています