2015/12/25
「福島の子ども保養プロジェクト」が開催されました
12月19日(土)〜20日(日)、会津若松市で「福島の子ども保養プロジェクト」が開催され、いわき市や郡山市より38名の親子が参加されました。
初日には、東山グランドホテルで会津の伝統民芸品「起き上がり小法師」をみんなで作りました。 リボンやハートを付けた小法師など、思い思いの可愛い小法師ができあがりました。
夜の夕食交流会では、あわてんぼうのサンタクロースが登場し、プレゼントを持ってきてくれました。 お礼に子どもたちは「赤はなのトナカイ」を歌ってくれました。
翌日は、コープあいづあいおい店の敷地にある、会州一蔵の調理室で、手作りケーキ作りに挑戦しました。コープあいづのコープフレンズさんの指導で、素敵なケーキができあがりました。
2日間の短い時間でしたが、お母さんやお父さんからは「日頃は少し高い線量を気にしていますが、会津で楽しい時間が過ごせて良かったです」「温泉にも入り、日頃のストレス発散もできました」などの感想が聞かれました。お話を聞いていると、小さい子を持っているお母さんは、目に見えない放射能に心配をされている方がまだまだ多いことが分かります。楽しい時間を過ごして頂いたみたいで良かったです。
「福島の子ども保養プロジェクト」は、子どもの心身の健康に不安を感じる保護者の気持ちに寄り添い、支援することを目的としており、子どもたちの被ばく積算量を心配する保護者の気持ちに応えるために未就学児童の週末保養を目的として開催されています。 その運営の一部は、全国に呼びかけられている「くらしの応援募金」と日本ユニセフ協会からの募金でまかなわれています。
コープあいづでは、この取り組みに参加し、企画の運営などを行っています。