放射能除染ボランテイア協力のお願い
NPO 「放射線安全フォーラム」 田中俊一

 2011年3月11日に発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故により、福島県全域に広がった放射能汚染によって、多くの住民が避難を余儀なくされ、また多くの住民が日々の生活の中で放射能、放射線の不安に晒されています。
生活環境に広く沈着している放射能(放射性セシウム)は、住民の健康ばかりでなく農業や牧畜等の生活基盤を脅かす存在であると同時に、これらの放射能を除去し、放射線量を低減することができなければ、住民が安心して生活することはもちろん、避難されている住民が復帰することもできません。
放射線量率を低減するためには、屋根、雨樋(ピット)、土手(草地)、花壇、コンクリートやレンガ舗装、プール、樹木、田畑、山林、排水路や道路などに付着した放射能をできるだけ除去することが必要で、NPO「放射線安全フォーラム」は、地域をはじめ、多くの方の支援を得てこれまでに飯舘村の民家や伊達市の学校等で試験的な放射能除染を行い、放射能除染が可能であることを実証してきました。
私達は、こうした経験を通して、広大な地域の除染作業には専門的な知見と合わせて多くの人員による根気強い作業が必要であり、地域の皆様の協力と併せて、多くのボランテイアの協力が不可欠であることを学びました。
放射能除去という、これまでには経験のないボランテイア作業ですが、志のある多くの皆様のご協力をお願いする次第です。

 ボランテイアの皆様には、地域の皆様と協力して除染作業を行なっていただくことにしており、ボランテイア作業を通して高い放射線環境の中で生活を余儀なくされている住民の実態を体感し、様々な風評被害に苦しんでいる状況を理解することで、大きな支援になっていただけることも期待しております。
放射能除染作業の安全管理には当NPOが責任をもつこととしますので、安心して放射能除染ボランテイアにご参加いただくことを心からお願いいたします。



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