80年前のあの日、原子爆弾が投下された広島で奇跡的に残ったピアノ。それらは『被爆ピアノ』と 呼ばれ、日本各地や海外でもその音を奏でることにより、平和の尊さを伝え続けています。
今回の演奏会は、一般公募でご応募いただいた福島県内・近隣県の5歳~60代の14組の方が自分で選んだ曲を演奏します。
応募の際、動機文を送って頂きました。
「2016年生まれの娘。戦争について何があったのか、何も知りません。被爆ピアノに触れることで、戦争の恐ろしさ、平和であり続けるために自分が出来ることを考えるきっかけになればと応募しました」と演奏者の親御さんから思いが寄せられました。また「演奏する曲は、最初はとても暗いし悲しげです。ですが途中から明るく光が差してくるような感じです。復興をイメージしながら演奏したいと思います」などの想いが寄せられました。
この演奏会は、被爆ピアノの演奏を通して平和への想いを会場の皆さんと共有します。
【開催内容】
1.開催日時:7月13日(日) 第一部 10:30‐12:30 第二部 13:30‐15:30
2.会場:ミューカルがくと館・大ホール(郡山市開成1丁目1-1)
3.内容
<スケジュール>
第一部:映画上映「おかあさんの被爆ピアノ」
第二部:被爆ピアノ演奏会
公募で選ばれた14組の方が被爆のピアノを演奏します。 演奏前にはそれぞれの「平和へのメッセージ」を発表します。
【被爆のピアノ】
昭和20年8月6日広島に投下された原子爆弾。壊滅的な状況の中で奇跡的に焼け残ったピアノです。 そのピアノを託された広島の調律師・矢川光則さんは、修理・調律して自ら4トントラックを運転して全国に被爆ピアノの音色を届けて回っています。演奏会には矢川光則さんも来場します。
【お問い合わせ先】
生活文化部 ふくしま生活文化課 024-557-1181
機関運営部(広報担当)022-771-1590